2008年5月4日

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先日私は誕生日を迎えまして、四十路にまた一歩近づいて参りましたｗ 「プレゼントは何がいい？」と事前に相方に聞かれていた私は、キカイダーの 腹っぽいメカメカプリントのスウェットをリクエストしました。 ２００８年５月１日の日記に画像を上げてあるのがそうですね。 それ以外に相方がサプライズで用意してくれたモノが今回のヘドラなんですよ。 ぬいぐるみでヘドラを、というリクエストは相方に随分前から出していたんです。 でも忙しいし、手芸をできる時期が来たらねって話だったんですね。 いや嬉しいやら参ったやら・・・。 グレーをベースに、結構な数の色が入っております。 右の背中に入っている青がアクセントになってイイんですよ。 尻尾の長さはリアル志向のバンダイ新ソフビを参考に作ってくれたおかげですね。 頭部も赤や黄色が。 何も要求していないのに、こんな仕様にしてくれたんですねえ。 足の裏には「ヘドラ」「１９７１」のロゴを入れてくれました。 ええ感じです、実に。 そうそう、バンダイ新ソフビに準拠したものですから 両腕の裏側もご覧の通りイエローに。 直接のモチーフと。 ほぼ同サイズですが、私がバンダイ新ヘドラに感じていた『前傾し過ぎだなぁ』と いう部分は直してくれております。 バンダイ総進撃ゴジラと。 対峙させると、背丈は足りませんがボリュームは結構本編に近い バランスになって楽しいんですよｗ 出来が良くてとても気に入ったヘドラです。 ソフビでも硬質素材でもないヘドラは、手持ちのヘドラフィギュア達と共に飾ると結構な存在感があります。 コレクションに厚みが出たなぁ、というこの感じは「しゅんぼ君謹製紙粘土ヘドラ」以来ですね。 やっぱり手作りっていいなあ。 将来自作する上でも励みになりますよ、こういった作品は。(０８・５・４) ２００８年夏。 今年も観ました「ゴジラ対ヘドラ」で非常に強い印象を残す アニメシーンのヒトコマです。 この画像は明るく調整していますが、実際はもっとダークで 実に奇妙な本編の味付けに役立っております。 アニメは本編中・・・３箇所挿入されたんでしたかね。 坂野監督の非凡さが伝わる凄い演出でしたよ。 そして、うちの相方がまた作ってくれたんですよ。 上の画像を参考に、上陸期のアニメ版ヘドラでございます。 アニメでは、このヘドラがタンカーの重油をタップリ飲んで「ごきげん」と いうテロップが出ます。 なので足の裏に「ごきげん」をリクエストしましたｗ ボリューム抜群のミッシリしたフエルト原毛ヘドラに、足裏ロゴが とてもいい感じに映えるんですよ。 前回の成長期と。 今回は着ぐるみ準拠ではありませんので、よりフエルト原毛の造形に マッチしている気がしております。 このアニメ版ヘドラってどこも立体化してませんよね。 私はずっと「いつかアニメのヘドラをあのテイストで」と思っておりましたので 相方がリクエストを採ってくれて嬉しかったですよ。 指人形ヘドラと。 小柄ですがミッシリとした質感がたまらないんです。 サボテグロンのような左手は相方が製作に苦労した部分だそうです。 タンカーが無くても味わいがあってとても気に入っています。 本編アニメのヘドラって独特のユルい形と表情がいいんですよね。 レトロチックなソフビで出しやすいアイテムだと思っていたんですが フエルト原毛向きの怪獣ですね。 相方のおかげでまた一体、お気に入りのヘドラが増えました。(０８・７・２９) アニメ版のヘドラ立体化！というプロジェクトが面白くなった私は調子に乗って 相方にもうひとつのヘドラをリクエストしました。 本編でヘドラが飛行期になる、と告知する役割を担ったシーンで 出てくるコイツです。 まー愛嬌のない顔（笑）。 それだけに印象が強くって気になっていたんですよ。 いかがでしょうか。 ご覧のように独特の顔つきを見事に再現してくれていると私は喜んでおります。 やたら頭部のデカいプロポーションは、本編で本当にあっという間の出演シーンから 割り出したものです。 指の形が実にいい感じです。 うちの相方も「作り慣れてきた」というように（笑）作風もこなれた印象を受けます。 硫酸ミストノズルの部分は、まるで牛の乳首のようですがアニメでは本当に こんな感じになっているんですよね。 下アゴからこの噴射口への流れは、相方が苦心していた部分なんです。 どうでしょうか、このヘンテコにして迫力ある顔つきｗ アニメ版ヘドラ、ましてやその飛行体の立体化ですからね。 「ゴジラ対ヘドラ」を初めて観た時に受けた衝撃のひとつがこのアニメシーンでした。 上の上陸期と併せて、その時の衝撃を思い起こさせてくれるヘドラが我が家に 揃いましたですよ。 フエルト原毛製ヘドラ３態。 いいですねえ、メタルキットやソフビとも違う質感でヘドラってのも。(０８・８・２) ２００９年になりまして、キャスト(旧イワクラ)はまた「ゴジラ対ヘドラ」からの ビネットを出してくれました。 「激闘！富士山麓」と銘打たれた品。 今回はパーツ数が多いですよ！ まずはグッタリゴジラさん。 左目は潰れ、右手が白骨化した死闘バージョンです。 腰の辺りに見える白い穴に真鍮線を差して浮遊状態とするわけですね。 ゴジラの顔が素晴らしいんです！こんなに小さいのになあ。 飛行期ヘドラにはいつものフックが。 この飛行期だけでも『買って良かった』と思わせる満足感があります。 ヘドラも左目が・・・ あれ、劇中で飛行期になってもちゃんと潰れてましたっけ？ また本編で確認せねばなりませんな。 スタンドにゴジラを固定して、ヘドラはただ乗せるだけ。 凄いんですよ、小さいのに迫力が。 この質とチョイス・・・キャスト製品には惹かれるだけの内容がありますねえ。 さてさて今回私が最も驚き喜んだのは、同梱のビネット 「ヘドラの恐怖」でした。 この場面、私は「麻雀サラリーマン」と呼んでおりまして常日頃 「こっれは名場面だ！」と言っては相方にＴシャツ用プリントを お願いしていた光景だったのです。 強烈でしたからね、劇中でも。 怖いでしょう(笑)？！ こんな悪夢のようなシーンをよくぞピックアップしましたねえ。 私はオンタイムで観ていない世代なのですが、これをスクリーンで目の当たりに していたらトラウマになったでしょうなあ(汗)。 惰性でついつい買ってしまう、さほど思い入れの無いヘドラ玩具も あるにはあるんですよね。 でも今回のキャスト製品は胸を張って自慢できます。 これこそ私のお気に入りというものです。 キャストが立体化した場面の多さで「ゴジラ対ヘドラ」はぶっちぎり トップじゃないでしょうか？ それだけ名場面揃いというか、需要も見込めるのでしょうか？ 特に今回の「ヘドラの恐怖」などは私のストライクゾーンど真ん中でして 『私のために作ってくれた』と思い込んだりできるくらいの思い入れがあります。 他にも気になる場面はまだありますので、キャストのスタッフさん達に 期待しておりますよ。(０９・３・１３)