2008年7月16日

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紙モノは何だか久しぶりな気がします。 ２００８年初夏、新品未使用品でお手ごろ価格の一冊を手に入れました。 光る素材の撮影は本当に難しいですね(汗)。 このヘドラの絵がもう抜群なのですよ。 表紙のあった「カップ型スタンド」の正体がこの裏表紙。 カラーコピーして作ってみようかしら・・・ 最初と最後の２ページが塗り絵や迷路になっているのがセイカノートの 懐かしさです。 この塗り絵もコピーして遊べますね。 小学校低学年くらいまでは、このシリーズで結構お絵描きしていた記憶があります。 今現在、久しぶりに見ると思いのほかコンパクトなんですね。 装着変身ショッカーライダーとヘドラ指人形でこの大きさです。 やっぱり表紙が光っちゃうんですよねえ。。。 スチール写真など一切使用せず、手描きの絵による表紙がたまらなく 愛しいんですよね。 この表紙ヘドラはマントを羽織っているかのような体表モールドの展開ぶりが カッコイイなあ。(０８・７・１６) さて、紙モノヘドラの雄であります劇場パンフレット。 まだポスターを入手していない私にとりまして、このパンフレットがひとつの 頂点だったんですよね。 とても状態の良い品が我が家に！ いやあ嬉しかったですねえｗ 裏表紙には、２００８年私を狂わせたあのグドンも(笑)！ 表紙を一枚開けた時にまず目に入る、ブルマァクの広告がたまりません。 Ｍ１号復刻を始めとするブルマァクソフビのおかげで色んな皆さんとのお付き合いが 増えた私にとりまして、本当にともだちづくりの名人なんですよ。 公害・・・今中国辺りで深刻になりつつあるテーマですね。 まるで古くなっていない。坂野監督の着眼点の見事さですねえ。 この当時はもっと日本人に近い重さがありましたので、スペクトルマンも 新マンもコンドールマンもモチーフにせざるをえなかったのが公害という災厄。 今は環境問題という括りにまっておりますが、 "豊かな生活"と"エコ"ってのは根本的に相反する要素なので 環境の議論はどしても歯切れが悪くなるんですよね。 ああ、「ゴジラ対ヘドラ」について語ると一晩中でも足りないなあｗ 多くの方が本編を観て「？」となったシーンその１、跳び蹴りゴジラの 有名なスチールです。 もうスケールも無茶苦茶ですものね(笑)。 実際に見たかったなあ、こんなダイナミックなゴジラ。 「？」なスチールその２、いわゆるファーストヘドラ。 思いっきりパンフに載っちゃってるなあ、いやあ男らしいｗ この原型ヘドラを観ると、決定稿デザインに持っていった井上氏や坂野監督の 美術センスに感心させられます。 ヘドラはあのデザインで本当に良かった。 セミファイナルに相当するのが新マンだったんでしょうか、扱いがゴジヘドの次に 大きいんですよね誌面上で。 ウルトラマンメビウスで再評価されてきた昭和ウルトラに比べて、ゴジラ対ヘドラって 玩具市場から火がついた再評価だったんですよね。 １０年以上前のビデオテープを引っ張り出すと、当時録画したお目当ての番組以上に 間のＣＭが物凄く懐かしかったりしますよね。 当時は邪魔でしかなくて、頑張って編集して切っちゃったりしてたあのＣＭが 実は１０年２０年経つと見事な「時代の空気のカンヅメ」として機能してくれます。 このパンフレットや上のセイカノートのように、当時の紙モノはそういった懐かしさを 情報として与えてくれます。 私はレトロソフビでも復刻で十分なタチですが、この懐かしさを与えてくれる以上 当時の紙モノにも惹かれ続けるんだと思うんですよね。(０８・７・１７) さて、このページにもキャスト(旧イワクラ)のポリストーン製ビネットを。 「ヘドラと公害工場」 そう、先日私の相方がフエルト原毛で作ってくれたアイツです。 劇中に挿入されていた味のあるアニメーションに登場していた カリキュラマシーンのよう工場と飛行期ヘドラ。 セット内容はこれだけ。 真鍮線を一本撮影し忘れましたが、それを除いてもこれだけ。 価格を考えると・・・なサイズですなあ(汗)。 工場のアームを瞬間接着剤で固定し、ヘドラを付属の真鍮線で差し込んだら完成。 今回はベースも小さいので実に小品に感じます。 ヘドラにはいつもの"大人の事情"でオーナメント用フックが。 もうこのまま取らないでやろうかと思えてきましたｗ 工場の両目はこんな感じの処理。 なるほどねえ。 アニメ版の飛行期ヘドラはうちの相方が作ってくれたものとほぼ変わらないですね。 この造形だけでも『買って良かった』と思わせてくれるのがキャスト製品の 嬉し困ったトコロですよ。 指人形と比較して、この大きさ。 それにしても小さいなあ(汗)。 我が家ではコレクション棚の上方、目線に近い高さで飾っています。 キャストのヘドラビネット、いよいよ次は成長期でしょうか？(０８・１０・２４)