2005年11月12日

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およそ３ｃｍほどしかないホワイトメタル製のヘドラです。 さすがメタルフィギュア、小さくてもモールドは素晴らしいものがあります。 とはいえですね・・・ ご覧の通りベースもナカナカの出来で嬉しいのですが、 いかんせん肝心のヘドラさんに尻尾がございません。 ボークスのガレージキット、オリエンタルJrシリーズのヘドラも 同様に尻尾がないヘドラでしたっけねえ。 あまたある怪獣の中でもわかりにくいフォルムをしているヘドラですので リリース時期を考えると致し方なし、なのでしょうか。 画像左からアオシマ1/700メタルキットのキンゴジ、今回のWAVE製ヘドラ、 そして食玩だったかな？いつの間にか持っていたプラ製のギドラ君です。 メタルフィギュアってそれだけでコレクションし甲斐のある魅力がありますねえ。 ヘドラの小粒メタルキットで、そろそろ決定版！ってな出来の一品が出やしないかと 手薬煉引いて待っておるのですよ私は。 このWAVE製ヘドラも充分愛せますけどね。 その他として登場は画像左のガシャポンヘドラ君。 いわゆる消しゴム人形のヘドラですね。 こちらは尻尾もあるのですが、ワイルドなムックというかゴンタ君のようで どうも私にとってのヘドラっぽさが薄い印象なのです。 説明が難しいニュアンスなのですけどね。 このガシャポンヘドラは様々な成型色があるのですが 私はこの１個だけで充分っすね。 後発とはいえ、やっぱり画像真ん中の指人形ヘドラは出色の出来。 デカいヘドラソフビもさることながら、こういう小さいヘドラも 眺めていて楽しいですなあ。(２００５・１１・１２) さてさて、ガレキつながりという事でメタルヘドラのページに追加しますは 私が購入した人生初のガレージキット完成品！ ウエストケンジのディフォルメソフビキットとしてリリースされました 「パンさんのディフォルメミニジオラマ�ｂP　ゴジラ対ヘドラ」 を某プロ工房さんが製作・塗装された品です。 いつもの通り、私がお世話になっております札幌の「オタキック」店長の ご好意で入手致しました。 今回はちゃんと三脚を設置したのですが、この三脚はカメラを横にしか設定できない為 常にこの構図での画像になりました。 それでも手ブレがないってのはありがたいですねｗ かなり鼻の大きなディフォルメがされたヘドゴジは目が潰れてないので、よりコミカルな ツーショットとなっておりますね。 ヘドラも同様に左目がパッチリしてまして可愛いですｗ ゴジラは眼球と爪以外はつや消し塗装、ヘドラは独特のメタリックな光沢がかかっていて 質感からして両者にクッキリ差をつけてあるんですね。 ベースにはちょこっと放熱板が。 ディオラマ、というにはあっさりしたベースですけれど・・・これもまたトータルで見れば 悪くない雰囲気ですね。 角度を変えるとこんな感じです。 あのゴジラも、こうしてアレンジされると子供のような体型とポーズでいいですねｗ ミニラともまた違う愛らしさです。 この「逃亡期ヘドラを捕まえて放熱板まで飛行するゴジラ」の構図で思い出すのは 私の手持ちではマーミットのワシズカラーセット中の、このソフビです。 ゴジラの頭部や背びれの感じに、リアル感のあるマーミットとディフォルメの強い ウエストケンジの個性がそれぞれ出ておりますね。 マーミットのゴジラは自立できませんので、アシスタントとしてバンダイの新旧メトロンさんに ご協力いただきました。 ウルトラマンマックスの遊び具合は良かったですねぇ・・・ この方向から比べますと、ヘドラに関してはマーミットの方がボリュームたっぷりだと いうのが良くわかりますね。 それにしても大きな頭部だなあ、ウエストケンジのヘドゴジさんｗ ゴジラの口の中もこうしてキッチリ塗装されております。 画像はフラッシュの加減などでわかりにくいかもしれませんが、歯ぐきは割と オレンジに近い赤で塗られておりました。 ゴジラに抱かれているヘドラの、実に微妙な色調も伝わると幸いです。 ヘドラは成長期そのままを小さくしたようなフォルムです。 自立できるのならば、このヘドラ単体でも欲しいくらいですよ私ｗ 食玩の指人形「ゴジラ激闘集」で今回の構図そのままのアイテムがありましたので、この場にて ご紹介でございます。 こちらの指人形もまた凄い出来でしてね、１５０円で買えたのが奇跡ですよ。 中国の物価急上昇に伴って、もうこのクオリティと価格では無理な品でしょう。 指人形では、ヘドゴジ君の左目は痛々しく潰れております。 でも右手はノーダメージ。ちょっと不思議なアレンジですね。 口からゴーっ！と出してる放射能火炎噴射が実にイイですｗ 床におっちゃんこしているかのような指人形と、宙に浮かんでいる体のディフォルメガレキ。 どちらも可愛いですねえ！ ウエストケンジのガレキ、大体の大きさがおわかり頂けますでしょうか？ ここからの角度だとわかりやすいのですが、この指人形でもヘドラの左目は潰されずに パッチリしていますね。 ゴジラの左目の仕様を考えると、ヘドラも隻眼で良かったような気がします。 劇中でもハッキリ両者とも左目を負傷してますものね。 それにしてもゴジラの背中が実に可愛いｗ メトロンさんに再び手伝っていただき、拘束期ヘドラとゴジラのコンビを三組揃えての図。 ウエストケンジのヘドゴジ、原型製作は香港のパンさんという方だそうですが 海外の方ならではのディフォルメ具合って気がいたします。 また別メーカーで米国キャストキットのヘドラもあるそうですが、箱絵の画像を見るに 日本人にはない独特のプロポーションという印象を受けました。 どうも向こうの方は、日本人とは異なる視点で映画やキャラクターを捉えているのでは ないかと思えてきます。 向こうの玩具とか絵画などのセンスの違いも大きいんでしょう。 同一モチーフでいろんな国の方の作品を拝見できる、というのは文化比較の一端を 勉強できる気がして楽しいですね。 あ、そんな私でもハリウッド版「ＧＯＤＺＩＬＬＡ」は全否定派でございます。 あんな映画しか撮らないのならば、ゴジラをモチーフにする必要など全くなかったですね。 その意味でも「ゴジラファイナルウォーズ」はスカっとしましたｗ 私自身「ゴジラ対ヘドラ」以外では一番繰り返して観るゴジラ映画になりましたよ。 ウエストケンジ製品はお手頃価格と出来の良さがありますんで、非常に気になる メーカーさんです。ヘドラ単体も是非！　(０６・６・２６)